現在の砂むし会館「砂楽」において行われている「天然砂むし温泉」の、営業開始以来の入浴者が2020年10月26日に、1,000万人を達成いたしました!
この節目を、世界に類のない天然砂むし温泉を広く国内外へ発信する機会ととらえ当サイトを開設いたしました。
指宿の砂むし温泉でしか得られない効能や特徴などをご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

「階段アート完成!」

指宿在住のアート活動集団「TOMOSHIBI」からアーティストMOTORが砂楽正面階段を彩ります。

「天然砂むし温泉 入浴者1,000万人達成」を記念して、10月26日(天然風呂の日)から11月26日(いい風呂の日)までの1ヶ月間は砂むし感謝Monthと題して、様々なキャンペーンを行って参りました。

10月26日のセレモニーの様子

また、指宿在住のアート活動集団「TOMOSHIBI」からアーティストMOTORが砂楽正面階段を1ヶ月かけて彩る企画も行われ、無事に完成し、お披露目式が実施されました。

今後も、健康づくりに対する認知度の向上や、砂むし温泉の満足度の充実に向けて取り組んで参ります。
※「砂むし感謝Month プレゼントキャンペーン」は、賞品の発送をもって発表と代えさせていただきました。

★指宿の砂むしはココが違う!

【1】天然砂むし温泉は歴史が古い!

(写真提供:馬渡写真館)

 指宿温泉の中で最も古い歴史を誇る温泉は何と「天然砂むし温泉」。指宿温泉の歴史は古く、1543年の「方柱板碑(ほうちゅういたび)には、「湯豊宿」という文字が刻まれており、戦国期にはすでに湯が豊かであったことを想像させます。
砂むし温泉についても、江戸時代の1843(天保14)年に編纂された三國名称圖會(さんごくめいしょうずえ)において「諸病を直す」と記されているほか、フランシスコ・ザビエルの来日以前に日本の様子を記し、事前情報として報告されたジョルジュ・アルバレスの「日本見聞記」にも砂むしを思わせる記述があり、1500年代半ばには砂むし温泉が行われていたことになります。

【2】分かってきた!天然砂むし温泉のメカニズム。

 砂むし温泉は「天然」の砂むし温泉。海岸に天然の温泉が湧出し、温められた砂に入浴します。近年では、指宿港海岸の調査により、砂むし温泉のメカニズムもだいぶ解明されてきました。

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潮が引くと高温な砂浜が出現し、高温域は波打ち際の移動とともに沖側に拡大しています。砂浜内部には高温な温泉水が流れており、砂浜は地下の温泉水の熱で蒸された状態になっていると考えられます。高温の温泉水が湧出する場所は、付近の海岸でも見られますが、波打ち際が高温となる場所は、砂楽の前の砂浜に限定されます。
 また、砂楽周辺の砂浜は「砂鉄」を多く含む黒い砂浜ですが、一般的に鉄が持つ熱伝導率の良さや、蓄熱が大きく冷めにくいなどの特徴が影響しているかもしれません。
 天然砂むしができるこの場所は、様々な条件が重なった奇跡的な場所と言えます。

指宿港海岸で行われている「天然砂むし温泉」に関する調査は、指宿港海岸保全推進協議会の公式サイトに紹介されています。

【3】砂むし温泉のトリプル効果!

 

 ①寝て入るため血液が心臓に還流しやすい。
 ②砂の重みによる圧力で、心臓から送り出される血液の量が増加。また熱源が砂なので皮膚呼吸により息苦しさもない。
 ③55度前後の高温により血管が拡張され、心機能を高め、全身還流を促進。
 これらの相乗効果により、通常の温泉の3~4倍という効果がでていると考えられています。

【4】他にもある!指宿温泉の特徴 その1 美人湯

 一般的に「美人湯」と言われる温泉に含まれる「メタケイ酸」。温泉1kg中に100mg以上含まれていれば、美肌効果が高いと言われています。指宿温泉は、多いところでは300mg以上含まれており、まさに美人湯と言えます!

【5】他にもある!指宿温泉の特徴 その2 ストレッチ温泉

 

指宿の主な泉質「塩化物泉」は、保温効果や筋肉を和らげる効能、擦り傷に良いという特徴があり、運動選手に重宝される泉質です。サッカー、陸上、野球、バドミントンなどなど、指宿をスポーツ合宿の地として、ぜひご活用ください!

  お気軽にお問い合わせください。 砂むし会館「砂楽」
(一般財団法人 指宿温泉まちづくり公社)
【TEL】 0993-23-3900 【FAX】0993-23-4764 〒891-0406 鹿児島県指宿市湯の浜五丁目25番18号